混ざらぬ色

天気は良し

『あ、旦那。チャイナは、どうやら生きているようですぜｨ。
死にものぐるいで生きたいらしい。
早くくたばればいいものの』



『神楽が…？
おーい、わかるか？神楽』



『_____』


目を閉じているが、何度か口をぱくぱくとさせていた


『あ！神楽ちゃん気がついたんですね！』


神楽の行動をみて、新八はパァｯと笑顔になった


『生きてんなら、返事しろー』



その瞬間


『_____私に触るなと言ってるだろ！！！』


自分は、抱えられている身なのに気にもとめず
背おいなげを打ち込む銀時



『ｯｯたぁぁぁあ！！』


強く背中を地面に叩きつけたためにバキッと嫌な音が響き渡った


『けがわらしい男が私を触るなど、身の程知らずが』


ぺっと唾を吐き捨てた

本体は、神楽なのに中身が別の人となっているようだ


唾を吐き捨てるのは神楽自身するのは当たり前であるが雰囲気を見てみると


全く別人だった