混ざらぬ色
去ってしまって、万事屋の部屋はカランと静かであった。


銀時は、独りで少し考え込み一言



「今日は、いい天気だ」


だと。




そう余裕かました言い分だが、銀時は感じていた。嫌な予感がしてしまっていることを、気のせいだろうと簡単に整理していても嫌な予感しかしない。否、


その影に光がみえていた。
隠れ潜み。



自分の存在感を消しさって。
これが、良い予感というものなのか

誰もわからない教えてもくれないだろう


ただ、光があるだけで未知なる想像であった
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