混ざらぬ色
ナレーターside


楽しそうに観光する旅人
喋りながら観光する見た目怪物のハルサメ

異様な光景でも此処では普通の光景である

そんな中、息を切らしながらキョロキョロと辺りを見渡す1人

『…はァッ、は、。
神楽ちゃん何処、にいるの』


結構な時間走っていたせいか、ダウンしてしまいガクリと肩を落として息を整えるのに必死だ


1度視線を落とすももう1度辺りを見回す

『違う所探した方がいいかな。』

そう一言呟くと更に街並みを奥へ奥へと急いで行った


それを眺める女性

面倒くさそうにぼーっと観ては何かを考えていた

裏路地の壁に身体を預けるように体重を乗せる

『』

無表情で、その場を静かに去って行った


___
___
『ええ!!!
神楽さんがいなくなった!?』


『その反応ですと、居場所はやはり分かりませんか…』



新八が青年とばったり会ったので聞いてみた

しかし、神楽の姿は見ていないと言う





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