私の声、届きますか?
朝からの綴学園の校門は騒がしい。私はそんな些細なこともつまらない日常に含まれる。

「お、霧ヶ峰。おはよう。」

毎日挨拶してくれる親戚の霧嶺 亮先生。よく私が学校に着くくらいに下駄箱の近くを通る。

私、霧ヶ峰 雪音は日々の日常に飽きていた。唯一はまっているものがあるがこれは人には言えない。言いたくない。

(いつものように屋上に行くか……)

私はよく屋上で1人でいる。

この事を知る人はいない。何をしてるかって?それは……内緒だ。
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