幻が視る固定未来
「――それはない!」

とりあえずどんな状態かも分からないが倒れているのは確かだから跳ね起きる。
すると目の前には有希乃が静かに立っていた。

「ツッコミ?」
「いや、なんでもない。とりあえず早々に一敗か。けどまだ始まったばかりだぜ」
「そう、ならいい」

そうしてまたオレは有希乃と訓練を始めた。
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