幻が視る固定未来
「どうしても自分の神素について知りたいことがある。そのために父さんの資料を参考にしたい」
「どうして自分の神素について知りたいんですか」
「オレが父さんの資料を欲しがっているのは負のために使うためじゃない。それこそ率直に言うけど、青龍の復讐に使いたい訳じゃない」
これは本当のこと。嘘は言ってない。
オレは他の誰かの力を借りて青龍に復讐するつもりはない。自分の力で復讐すると決めている。
じっくりと見定める母さん。
オレは何も恐れることなくただ母さんと瞳を合わせる。
「駄目です」
「なんで!」
まさかの返答に声を上げる。
「駄目なものは駄目です」
それこそ理由になってない。
何が駄目なんだ。オレは色々考えだして、答えてるのに母さんは何も言わず駄目として言わない。
なんで、なんでオレの邪魔をする……。
「どうして自分の神素について知りたいんですか」
「オレが父さんの資料を欲しがっているのは負のために使うためじゃない。それこそ率直に言うけど、青龍の復讐に使いたい訳じゃない」
これは本当のこと。嘘は言ってない。
オレは他の誰かの力を借りて青龍に復讐するつもりはない。自分の力で復讐すると決めている。
じっくりと見定める母さん。
オレは何も恐れることなくただ母さんと瞳を合わせる。
「駄目です」
「なんで!」
まさかの返答に声を上げる。
「駄目なものは駄目です」
それこそ理由になってない。
何が駄目なんだ。オレは色々考えだして、答えてるのに母さんは何も言わず駄目として言わない。
なんで、なんでオレの邪魔をする……。