嫌い、のち好き、のち愛

真咲ちゃんの身体はすごく綺麗で、そしてとても素直だ。


どこに触れてもビクビクと身体を震わせて甘い声を漏らすから、嬉しくなって夢中で攻めてしまう。


俺も、そんなに余裕はないけど。


だけど、大好きな子との初めてのエッチだから、気持ちよくなってほしい。


「今さらだけど、真咲ちゃん初めて?」


さっき初心者とか言ってたし。


そう聞くと真咲ちゃんはコクコクと頷く。


あ、なんだろこれ。なんか、すごく嬉しい。


思わず笑みがこぼれる俺を見て、真咲ちゃんが驚いてる。


「なんで、そんな顔するんですか?」


「だって、嬉しいもん。真咲ちゃんのこと、俺しか知らないんだと思うと」


俺の言葉に、真咲ちゃんはホッとしたように微笑む。


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