Transformation-異形-
「じゃあ私、違う世界に来ちゃったの?」

目を丸くする向日葵。

「システムによって世界が繋がっている以上、行き来は簡単だ。大規模な混乱が起きていない所を見ると、繋がっているのは柊市だけのようだしな」

真琴が向日葵を安心させる。

「しかし機関は、何の為にそんな事を?」

「こう考えてはどうだ?」

十文字の疑問に本城が答えた。

「空間を結び、別の世界にも改造人間を送り込んで侵略する為だと…」

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