殺人事件と雪ウサギ
「よし! もう一匹!」

 二匹目、三匹目、四匹目。

 一匹ずつ、丁寧に作り続ける。

 ふと見ると、夏憐が呆れた顔で僕を見下ろしていた。
< 56 / 82 >

この作品をシェア

pagetop