殺人事件と雪ウサギ
「あ……う……ご、ごめんなさい……」

「そりゃこんなにたくさん一人で一気に作ればね。
 足りない部品は後でどっかで拾ってくればいいわよ」

 泣きそうになってる僕の肩を、夏憐がポンポンとたたく。

 雪ウサギ達は目と耳のそろったウサギもそろってないウサギも一緒にピョコピョコ走り回って、まったく気にしていないみたいだ。
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