眠れない女総長
雪「ダメっ!行くのっ!」
そういって、雪が私の腕をつかんできた。
『あっ!嫌!』
杏樹「杏歌っ!大丈夫か?」
『いや・・・だ・・・・や・・め・・・・・てっ!』
私は、倒れた。
そして、意識を手放した。
雪「えっ!僕、なんかしちゃった?〈泣」
杏樹「ちがう。雪のせいじゃねーんだ。」
霧「もしかして、杏歌の過去に関わってんのか?」
杏樹「・・・そうだ。〝俺と〟杏歌のって言った方が正しいかもしれねーな。」
霧「そうか・・・・・」
杏樹「そのせいで、杏歌は信じてない人に触れられると、拒絶反応が起きちまうんだ。」
陽「なんで、杏樹は平気なんだ?」
杏樹「俺より、杏歌の方がつらいんだろうな。」