眠れない女総長
準備はやっ!
明日からって・・・・
『じゃあ、杏樹。倉庫いこ~』
杏樹「そうだな。」
『バイクで行く?』
杏樹「あぁ。」
私は、シャワー浴びてこよっかな。
シャワーを浴びてる時でも、ウィッグは
外さない。
外せるのは、倉庫だけ。
幹部のみんなは、金髪は、知ってるけど
目の色は知らない。
右と左で色が違うなんて、
気持ち悪いでしょ?
みんなに、ひいてほしくない。
すべてを知ってるのは、杏樹だけ。
そして、私も杏樹のすべてを知ってる。
双子でたった血のつながった一人の家族。