眠れない女総長


-理事長室前-


やばいなぁ、、、、


少し、胸が苦しい、、、、、


ガチャ


蒼「杏歌!大丈夫か!?」


杏歌「ははっ、そーちゃん大袈裟、、、ですよ。」


蒼「いいから、ほれ、薬だ!」


杏歌「い、、、いちごミルク、、、、」


蒼「いちごミルク?」


杏歌「あおくん、、、、が、、、、、
いちごミルクくれるって、、、、、、、、」


蒼「あのヤロー、分かったから!
いくらでも、やるから!
さっさと、薬を飲め!」


あの、薬副作用で眠くなるからやなんだけど。


杏歌「、、、ゴクッ!ふー、、、、
もう、大丈夫ですけど、、、」


葵「そうだったな、眠くなるんだったな。
そこに、ある仮眠室を使え。」


仮眠室?理事長室に?なんで、、、?


杏歌「すいません、、、ありがとうございます。あ、年の為言っときますけど、杏樹と瀬良以外入れないでくださいよ?絶対に!!!」


葵「あぁ、分かってるよ。」


杏歌「それじゃ、お言葉に甘えて、、、おやすみなさい。」


ガチャ



バタン



葵「そろそろ、信じてみてもいいんじゃねーか?俺たちにも、話してないことあるだろ、、、、?杏樹しか、本当に信用してないのか?」






その言葉は誰にも届かぬまま、消えていった。





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