白衣の王子様
「俺こそありがとう。
俺と真白の子を産むって決めてくれて」

「そんなの当たり前だよ。
愛しい人の子供だよ?産む以外考えられないよ」


太陽のような笑顔で真白は言う。



「これから色々大変だと思うけど、2人で頑張っていこうな」

「はい!」


夏樹の仕事が終わるのを待って、2人仲良く家に帰る。


「今日は疲れただろ?真白はゆっくりしてな」

「ありがとう!ナツくん」


真白は夏樹の背中にそっと抱きつく。
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