お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
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「なんだか、本当に新婚夫婦みたいじゃない」
「違うってば、美夏」
今日は、都内に仕事があるからと連絡してくれた美夏とランチ。天気もいいので2人でカフェのテラス席を陣取って、お互いの近況報告をした。
久しぶりの再会で美夏は、私のヘアスタイルや服装やメイクの変化にビックリして、
「琴理のママに見せなきゃ!!」
そんなこと言いながら、携帯のカメラで何枚か私を撮影した。
美夏は結婚式の準備で忙しいと愚痴をこぼしながらも幸せそうに微笑んでいて、順風満帆なのが伝わってくる。
結婚式の話をもっと聞かせてもらおうとしたら、私の話は良いから、と矢継ぎ早に私に藤丸さんとの生活について次から次へと質問をぶつけてくる。
さすが、出版社勤務…。
美夏の質問は的確で、それでいて私が隠したかった藤丸さんと同じベッドで、しかも抱きまくら代わりにされているということまで、あっという間に誘導尋問のように喋らせられてしまった。
「なんだか、本当に新婚夫婦みたいじゃない」
「違うってば、美夏」
今日は、都内に仕事があるからと連絡してくれた美夏とランチ。天気もいいので2人でカフェのテラス席を陣取って、お互いの近況報告をした。
久しぶりの再会で美夏は、私のヘアスタイルや服装やメイクの変化にビックリして、
「琴理のママに見せなきゃ!!」
そんなこと言いながら、携帯のカメラで何枚か私を撮影した。
美夏は結婚式の準備で忙しいと愚痴をこぼしながらも幸せそうに微笑んでいて、順風満帆なのが伝わってくる。
結婚式の話をもっと聞かせてもらおうとしたら、私の話は良いから、と矢継ぎ早に私に藤丸さんとの生活について次から次へと質問をぶつけてくる。
さすが、出版社勤務…。
美夏の質問は的確で、それでいて私が隠したかった藤丸さんと同じベッドで、しかも抱きまくら代わりにされているということまで、あっという間に誘導尋問のように喋らせられてしまった。