いちご味~雨のち飴~
乃愛side______
遥がまた、他人格になった。
発作的にこういうことが起きて、あとで全力で謝ってくるっけ…。
と、そんな時、誰かがに何かの呪文?を唱えた。
涼平「我より理の神へ、困りし彼女の理を取り戻せ」
その途端、遥が光に包まれて倒れた。
乃愛「あ……神田さん」
涼平「どうも。」
乃愛「どーも」
??「クスッ」
涼平「…っ!!…なんですか」
??「なんや、ウチにだけ冷たいなぁ」
涼平「そんなことないですよ」
なんだろう、この二人…知り合い?
??「初めてやな、ウチは涼平の…そやね、彼女とでも言っとこっか。
宮妃 千歳《みやび ちとせ》っいうねん、よろしゅうな。」
乃愛「??あ、えっと、岸辺乃愛です。よろしく!」
千歳「涼平、また力つこうてんの?」
涼平「…………」
神田さんは、答えぬままそっと立ち去った。
千歳「ひどいなぁ。無視やで。」
千歳さんは笑ったけど、目が笑っていなかった。
遥「うっ…んー…」
その数分後、遥が頭を抑えながら起き上がった。
遥「あれ…私…?」
乃愛「大丈夫?遥、またあの発作起きたんだよ」
遥「え?発作??…??」
乃愛「え?覚えてないの?」
千歳「…涼平の力はな、強力な分、意識取り戻した時にその力に関連した記憶が消されるねん。だから覚えてないんやろ。」
乃愛「記憶が消える…」
千歳「遥ちゃん言うんか。宮妃千歳、よろしゅうなー。ところで突然やけど、自分が今まで何してたのか話してみ?」
千歳さんが優しく微笑んでそう尋ねた。
遥は少し怯えた様子を見せたが、すぐに安心した表情を浮かべ、ゆっくりと話し始めた
遥「えっと…たしか…
遼河と渚ちゃんがじゃれあってるの見て気まずくなって…その場から離れた私を追いかけてきた乃愛に『逃げてたら何も変わらないよ』って言われて………あれ?言われて……」
そこまでしか覚えてないんだ…。
乃愛「大丈夫、その後ただ歩いてきただけだから」
遥「うん…でもなんかあった気がする…乃愛に何かしたんじゃない…」
乃愛「…なにも」
遥「……そっか!!」
あ、笑った。良かった。
千歳「ほんじゃあウチは涼平にこのことを伝えてくるから、先教室行っとき!!」
涼平「僕ならここにいますよ」
?!いつの間に…!!
遥「神田…さん…?」
涼平「どうも。」
遥がまた、他人格になった。
発作的にこういうことが起きて、あとで全力で謝ってくるっけ…。
と、そんな時、誰かがに何かの呪文?を唱えた。
涼平「我より理の神へ、困りし彼女の理を取り戻せ」
その途端、遥が光に包まれて倒れた。
乃愛「あ……神田さん」
涼平「どうも。」
乃愛「どーも」
??「クスッ」
涼平「…っ!!…なんですか」
??「なんや、ウチにだけ冷たいなぁ」
涼平「そんなことないですよ」
なんだろう、この二人…知り合い?
??「初めてやな、ウチは涼平の…そやね、彼女とでも言っとこっか。
宮妃 千歳《みやび ちとせ》っいうねん、よろしゅうな。」
乃愛「??あ、えっと、岸辺乃愛です。よろしく!」
千歳「涼平、また力つこうてんの?」
涼平「…………」
神田さんは、答えぬままそっと立ち去った。
千歳「ひどいなぁ。無視やで。」
千歳さんは笑ったけど、目が笑っていなかった。
遥「うっ…んー…」
その数分後、遥が頭を抑えながら起き上がった。
遥「あれ…私…?」
乃愛「大丈夫?遥、またあの発作起きたんだよ」
遥「え?発作??…??」
乃愛「え?覚えてないの?」
千歳「…涼平の力はな、強力な分、意識取り戻した時にその力に関連した記憶が消されるねん。だから覚えてないんやろ。」
乃愛「記憶が消える…」
千歳「遥ちゃん言うんか。宮妃千歳、よろしゅうなー。ところで突然やけど、自分が今まで何してたのか話してみ?」
千歳さんが優しく微笑んでそう尋ねた。
遥は少し怯えた様子を見せたが、すぐに安心した表情を浮かべ、ゆっくりと話し始めた
遥「えっと…たしか…
遼河と渚ちゃんがじゃれあってるの見て気まずくなって…その場から離れた私を追いかけてきた乃愛に『逃げてたら何も変わらないよ』って言われて………あれ?言われて……」
そこまでしか覚えてないんだ…。
乃愛「大丈夫、その後ただ歩いてきただけだから」
遥「うん…でもなんかあった気がする…乃愛に何かしたんじゃない…」
乃愛「…なにも」
遥「……そっか!!」
あ、笑った。良かった。
千歳「ほんじゃあウチは涼平にこのことを伝えてくるから、先教室行っとき!!」
涼平「僕ならここにいますよ」
?!いつの間に…!!
遥「神田…さん…?」
涼平「どうも。」