幼馴染みからの恋人もありだよね？

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今日は夏祭り 空と一緒に行く約束が
できたのはとても嬉しいのですが……




遥香｢やばい待ち合わせの時間すぎちゃって
るよー空怒ってるかなぁ(涙)｣



パタパタ



遥香｢ごめん空！ お待たせ！浴衣着付け
したりするの時間かかっちゃって｣




空｢ったくおせーよー待っててやったん
だから感謝しろよ？(笑)てか、浴衣以外に似合ってんじゃん(笑)｣（か、かわいい////





遥香｢もーごめんってばー許してよー
浴衣似合ってるかな？ありがとー
空も甚平似合ってるよ(笑)｣





空｢しょーがねぇなー許してやるよ(笑)
まぁ俺が似合ってるのは当然｣ｷﾗｯ





遥香｢はいはいっじゃあー会場行きますかー｣




空｢おまっさりげなくスルーしてんじゃ
ねーよ！(笑)まぁ行くか！｣




ワイワイ





遥香｢おじさん！林檎飴1つください！｣





おじさん｢はいよっ！お、嬢ちゃん彼氏と
一緒に来たのか？らぶらぶだねぇ
サービスだ彼氏にも1つやるよ！｣



遥香｢え、いや彼氏じゃ……｣




空｢まじすかっ！ありがとうございます！｣




遥香｢え、ちょ！｣




空｢遥香、次行こうぜー｣




遥香｢空、なんで貰ってきちゃったの？！
おじさん私達が付き合ってるって勘違い
しちゃってたじゃん！」



空｢んだよー別にいいじゃんか、そんな
付き合ってるとかいちいち気にする事
じゃねぇーって」




遥香｢空にとって私はやっぱり幼馴染み
としてしか見られないんだ｣ﾎﾞｿｯ



空｢え？｣



遥香｢空なんかもー知らない！｣




空｢ちょっ！遥香！どこ行くんだよ！｣




遥香｢はぁ…私なんて事言っちゃったんだろ
……あれ？ここどこ？……｣



ここがどこなのかまったく分からなく
なってしまった周りには知らない人ばかり


春樹｢あれもしかして遥香ちゃん？｣




クラスメイトの春樹君……



春樹｢どうしたの？もしかして1人？
だったら俺とどっか行こうよ｣ガシッ




遥香｢えっちょっ｣




春樹｢いいからいいから俺前から遥香ちゃん
の事いいなって思ってたんだよね｣




遥香｢まってっ｣



春樹｢いいから行こうぜ｣がしっ！



ぐぃ！



遥香｢きゃっ｣




空｢……遥香は俺と一緒にいるんだよ！｣




春樹｢ちっ｣




空｢遥香っ大丈夫か?!何もされてないか?!｣





遥香｢う、うん｣




空｢ったく勝手にいなくなんじゃねーよ！
心配しただろーが！｣




遥香｢……ごめん｣




空｢……はぁ｣




遥香｢びくっ｣




空｢何かあるかわかんねぇーんだから
俺から離れんな｣



空｢って言ってもどっかいっちまったの
俺のせいなんだよな……すまん｣




遥香｢……え？｣




空｢あの時言ってたじゃんか｣




遥｢……ん？ちがっあれは！/////｣




空｢ごめんなはっきりさせた方がいいよな｣




遥香｢いいから！私はこのままで嬉しいから｣



空｢ちげーよ遥香｣



空｢好きだ
ずっと幼馴染みのまんまで良いと思ってた｣




空｢でもそれで遥香を不安にさせるん
だったら幼馴染みとかどーでもいい
俺は遥が好きだよ｣




遥香｢え？空が私を/////？？｣




空｢そうだよ遥香は？｣




遥香｢わ、私は…私も空の事が…好き｣



空｢ありがと｣ぎゅっ


ヒュルヒュルヒュルドーン


遥香｢わっ！花火始まったね！｣



空｢綺麗だな｣



遥香｢綺麗だね｣



空｢よしっ！あのおじさんに林檎飴貰いに
行くか！｣(笑)


遥香｢馬鹿！何言ってんのー(笑)｣