白いちご
テーブルに置いてある。
ビールビン、時計、リモコンなど、私に向かって投げてくる。
もちろん投げてきた物が当たり、打撲、擦り傷ができる。
「もういいわ!役立たず!飲んで来る」
そう言って、酔ったフラフラな体のまま外で飲みに行ってしまう。
「はぁ・・・」
散らばった破片や物を片付ける。
こんな日々がもう12年も続いている。
そんな私にとっって唯一休める場所は夜の街。
あそこに居てる時だけが心休める場所。
片付けが終わればすぐに友達に会いに行く。