桜色





「ただいま〜!!





え、えなに









ごめん…」

慌てて顔の前手を振る彼に呆れかまえをくずした









「はあ…


総丘何でここに?」















「は?
その質問の意味がわかんないんだけど…



あれだろさっきのって
家族と話すためにくれたんだろ
帰って話して来いってことだろ?
ん?
違った?



あれまたまちがっ「うるさい…」









「まあ私は
戦うよ
愛斗










そのために話してきた






覚悟はもうできている



















私も

部下たちも」







ガラッと彼が開いた扉
たくさん見知った男達


「バカばっかりだ…」

















頬を暖かい雫がつたった












「行くぞ…」




.
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