桜色








~美麗を思え~


























最後の言葉が伝えられたかは分からなかった





ただ
次起きたら

























世界が
時間が















〜〜〜














-shunpei




「や…
かや……

中谷さん!!!」










声がした
「愛斗はまだ息があるから
泣かなくていい」






















血だらけの彼を抱えた彼の目は冷たい




「中谷さんはこれをして」


手渡されたファイル
漣10代組員名簿
かけられた布
















「生き残ったのは
私だけ…?」













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