桜色






















残骸がまだ残ったままの部屋
陽気な飾り
空気は最悪だった


暗く重い


「戻るね……」



かちゃ



机の上に銀色が置かれる
「中谷っ」




















「ごめん。
俺もあの人を守りたい。」

















ー人それぞれ守りたものがある

















追いかけようと……止めようとしたけど青色にそれを止められた




青色の守りたいものは私……



















私の守りたいものは……





何だろう……

















16年間守られて生きてきた私の守りたいもの。



















それは……
























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