桜色
〜2日目
『2日目〜
一般公開だー
気合入れろー
問題起こすなー』
なんて放送が流れて
久しぶりに見た気がする奈緒と昴に捕まり一緒に回ることになった
翔は今日は保健室で休むらしい
ゆうちゃん情報
中谷さんは厨房だし、、
たくさんの他校の女子と男子が混ざり合って廊下を埋めていた
携帯が揺れる
立ち止まるとすぐ近くにいたはずの昴と奈緒があっという間に離れてしまった
「あ…」
どんどん離れていく距離
わたしは走り出す
どんっ
「いったあ…」
無理をして人がいる中を走ったから案の定転ぶ
あー…
血出てる…
しかも足ひねっちゃった…
ついてない
保健室…
どこだろう
中谷さん忙しいだろうし
さきちゃんもどこにいるかわからないし
「あ、美麗いた〜!」
聞き覚えのある声
に思わず振り返る
赤いメッシュが眩しい男
飴を咥える癖
「え、」
そしてその隣
黒いスーツをきた黒髪男
そしてその後ろに
着物姿のアシメ男
ま、待って…
何でいるの…
こわい…
目の前に道が出来ている
笑顔を浮かべる飴男
思わず
「きゃーー」
叫んだ
『2日目〜
一般公開だー
気合入れろー
問題起こすなー』
なんて放送が流れて
久しぶりに見た気がする奈緒と昴に捕まり一緒に回ることになった
翔は今日は保健室で休むらしい
ゆうちゃん情報
中谷さんは厨房だし、、
たくさんの他校の女子と男子が混ざり合って廊下を埋めていた
携帯が揺れる
立ち止まるとすぐ近くにいたはずの昴と奈緒があっという間に離れてしまった
「あ…」
どんどん離れていく距離
わたしは走り出す
どんっ
「いったあ…」
無理をして人がいる中を走ったから案の定転ぶ
あー…
血出てる…
しかも足ひねっちゃった…
ついてない
保健室…
どこだろう
中谷さん忙しいだろうし
さきちゃんもどこにいるかわからないし
「あ、美麗いた〜!」
聞き覚えのある声
に思わず振り返る
赤いメッシュが眩しい男
飴を咥える癖
「え、」
そしてその隣
黒いスーツをきた黒髪男
そしてその後ろに
着物姿のアシメ男
ま、待って…
何でいるの…
こわい…
目の前に道が出来ている
笑顔を浮かべる飴男
思わず
「きゃーー」
叫んだ