桜色



「美麗っ
行くぞ!!」




急いで早輝ちゃんの背中を追う



「待って〜」



ドシンっ




「到着っ」




以外にも教室は近くて思いっきり走った私は早輝ちゃんにぶつかった




いったい…
鼻ヒリヒリする





「早輝ちゃん!」




「はーい
前見てない美麗が悪いっ」



でこぴんをくらう
おでこまで痛い…
ドアに手をかける


「あー
美麗っ
俺東雲 セ ン セ イ な」


「え?
早輝ちゃんは早輝ちゃんだよ?」



そう言うと東雲先生は、はぁっと息を吐いた


「ここ学校だから…
あまりにも親しげだと俺がクビになるかも…」



クビ?!
それは大変だ!



「分かったよ
東雲 せ ん せ い っ」


わざとらしくそう呼ぶとふっと笑って教室に入ろうとした


「あ、待って…
私も一緒に…」


「転入生ってあとからはいってくるものじゃね」






「そうだけど…」






あの注目される感じ…
やだ…








.
< 7 / 204 >

この作品をシェア

pagetop