桜色
〜mirei




「ごはんだよぉー!」


お盆に乗せられた普通に美味しそうなご飯
お腹がなる
お腹が減った
「食べないのぉ?」








スプーンを近づけてくる
さっきみたいになったらやだな…
それを口にした
ん、
うまっ……

「美味しでしょー!
私が作ったのー」

笑顔を向けてきた彼女
私はただ頷いた


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