聞こえてますか?この声が。
第1章
鳳城綾乃現役の女子高生18歳だ。

「綾乃ー!!?早く起きなさいよ!!…」
母、千代子は朝早くから綾乃を起こす。
それがいつもの日課だ。
「ん。。。…分かってるよぉ〜〜…」
ドンドンッ
階段をおりてくる音が聞こえる。
「お母さん、おはよー」
綾乃はそう言ってあくびをしながら頭をかいた。もちろん髪の毛は爆発している。
綾乃は毎朝髪の毛をセットしメイクをしていく。
「綾乃〜、朝ご飯食べなさいよー!」
「んー?…あ、今日はいいやー」
綾乃はメイクをしながらそう答えた
「やばっ!もうこんな時間!!いってきまーす!」
気をつけて行ってらっしゃいよ〜と母が言う。
キーンコーンカーンコーン
「やばいっ!遅刻するっ〜〜…!!!」
ドタドタドタッ
綾乃はものすごい音で教室にかけこんだ
「ハハハッすごい顔。!」
綾乃は顔を赤らめながらこう言う
「もー!バカにしないでよ!w」
毎朝このような会話をしている。
さっき綾乃を笑った男子は綾乃の幼馴染みの井上涼介だ。実は綾乃は涼介のことが好きだったりする。
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