流れ星
太陽が沈み初めて暗くなってくる
「そろそろ皆お家に帰ろう!暗くなってきたよ」
子供たちに声をかける
これもここの公園に寄ったときはお約束
私の仕事って感じがする
「バイバーイ」
よし。ちょっと勉強して帰ろうかな
皆を見送って私は歩きだす
よくいく近くのハンバーグ屋さんに寄る
カランカラン
「いらっしゃーい」
いつもと変わらない
明るい笑顔と声でむかえてくれる
達也さんと美羽さん
ご夫婦でやってるお店
「美琴ちゃん!お兄ちゃんならいないよ~」
お兄ちゃんとは私と音葉と幼なじみの
葛城晃(かつらぎ こう)
「あ~晃に用事があったんじゃないよ!勉強しようかな~って思って!ホットミルクください」
来た理由を説明する
「そう?ならいいけど!」
美羽さんは子供みたいな人
いつもパタパタしてて明るくてかわいい
「ホットミルクすきだな~なんで牛乳飲んでるのに背伸びないんだろうな~?」
笑顔で嫌みをいってくる
達也さん
「背伸びるホットミルクつくってください~」
あーだこーだ言いながら席きつく
「特別ホットケーキもつけてあげる」
美羽さんがホットミルクと一緒にホットケーキも持ってきてくれる
「わーい!ありがとう!」