不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「あっあのさ…『キーンコーン♪』」
タイミング悪くチャイムが鳴り、遮られた。クラスの奴らは教室を出て体育館に向かう。
「一一ヒカル行くよ」
廊下から彼女を呼ぶ声が聞こえて、彼女は躊躇う。
「あっ…うっうん!式始まるみたい……じゃあ、また後でね…。」
申し訳なさそうに言い、彼女は友達の所へ行った。
(一一一一一オレって超ダセ一一一!!!)
オレが暫く頭を抱えていると昌也が肩に手を置いてきた。
「お前、ホンマタイミング悪いなぁ一一」