不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
突然の叫び声に困惑しながらもあたしはゴールを目指して走る。
ゴールすると数人の男子が叫びながらこっちに向かって走りだした!!
(何で…?ヤダ…怖いよ…)
体が恐怖で震え出す背後から声がする…
「美月、オレの所まで走れ!!」
(龍二君……)
あたしは、ただ夢中で龍二君に向かって走った。
龍二君はあたしの手を取り校舎へ向かって走るが…
追いつかれてしまい、あたしは腕を掴まれる。
「捕まえたぜぇ!」
「きゃっ!!」
龍二君は掴まれたあたしの手を引き離し男の子を投げ飛ばした。
ズドーン!!