不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
放課後、久しぶりに皆でファミレスへ行こうと盛り上がった。
でも…
オレは行く気になれなかった。
理由は、美月とデートについて話しをしたかったからだ…
オレは、用事があると言って断り教室を出た。
足早に廊下を歩きながらポケットから携帯を取り出し美月へメールをしようとした…
階段を駆け降りる背後から呼び止められた。
「龍二君、待って!」
振り返ると、美月が息を切らしながら階段を駆け降りてきた。
追いかけてくるなんて予想外の出来事にドキッとする。
「どうした?」
「ごめんね、用事あるのに呼び止めて…少し大丈夫かな?話しがあるんだけど…」