不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「質問していいかな…?近づかないでってどうしてなの?」
あたしの言葉に女の子達は顔を歪ませ、罵る。
「何あんた?ふざけてんの?!」
腕組みをしてた綺麗な人が、怒鳴り出す子達を一瞥すると、ゆっくり口を開いた。
「アタシ達は水神君の事が好きなの、普通好きな人が特定の子と仲良くしてたら嫌でしょ?それにアナタが居たらアタシ達話す事も出来ないんだから…」
(確かに、あたしがいたら他の子は話しずらいかも…)
だったら…
あたしは、腕組みしてた子の手をガッシリ掴んだ。
「だったら!!皆で仲良くしよう♪みんな龍二君が好きなんだから協力し合わないとネッ(^^)」
(((ぽぉわわ~ん♪)))
あたしはそう言い手を握ったまま笑いかけると…