不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



「もう、ヒカル可愛い過ぎ!!抱きしめちゃう♪」


甘菜は、そう言うとあたしをギュッと抱きしめた。


学校に着いてから、あたしは甘菜に言われた事をずっと考えていた。


“デートに誘ったら?”


考えてみれば、あたしは龍二君とは学校以外で会った事ない。


(デートかぁ…私服姿の龍二君ってやっぱりカッコイイだろうなぁ…///)


気が付くと放課後になりまた静かな教室にあたしと龍二君だけになった。



勉強を始めようとした時、あたしはまた口が勝手に動いてしまった。


「龍二君、来週テスト終わったら何処か行かない?」


「え?」




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