不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「何でお前が言うんだよ!」
バシッ!
「いたっ!ええやんかぁ~♪お前が喋るの待ってたら夜になりそうやったし一」
そんな二人のやり取りを見てたら、自然と笑顔になった。
だって漫才みたいに息がピッタリなんだもん♪♪
「ふふっ…お二人は仲がいいんですね。えっと…これからよろしくね…」
「あのさ…『キーンコーン♪』」
チャイムが龍二君の言葉を遮った為、龍二君はそのまま黙り込んでしまう。
(せっかく話せそうだったのになぁ…。)
「一一ヒカル行くよ」
廊下から甘菜が、あたしを呼んでる…。お隣りだし後で話せばいいかな?
「あっ…うっうん!式始まるみたい……。じゃあ、また後でね。」