不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
小西は、美月と暫く話して去って言った。
結局、あれから近藤先輩と比嘉部長にも会って気がつけば、空は茜色に染まっていた。
(結局、なんにも進展なし…マジ最悪。)
「龍二君、また二人で何処か行こうね♪」
美月の言葉に思わず口元が緩み、繋がれてた手に少し力を入れた。
「あぁ、必ずなッ。」
邪魔され散々なデートだったけど、美月との距離が近くなった気がした。
来週から部活合宿が始まるけれど、夏休みの間もっと美月と過ごしたい。
これからも、ずっと…