不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



「そうだったの、水神君ごめんなさいね。部長ったら手加減しらないんだから…」


溜息混じりに近藤先輩がそう言うと、部長は頭を掻きながら苦笑いする。


そして、その日の夜。


明日もきつい練習があるのを忘れ、祭のように騒ぎ楽しんでいた。


オレは、そっと抜け出し温い風と共に歩いていた。


田舎にある合宿所の空は見たこともないくらい綺麗だった。


(こんなに綺麗な空なら美月と一緒に見たかったなぁ…。)


そう思いながら空見上げていると、人の気配を感じ視線を向けた。





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