不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
(やっぱり…カッコイイ人だなぁ…)
あたしが彼に見とれていると周りにいた女の子達がヒソヒソと話し声が聞こえてきた。
「ねぇねぇ超ーイケメンじゃない?」
「ヤバイ!あたし超ータイプだよ~」
そんな話を聞いていると甘菜が回りを気にしながら、耳打ちしてきた。
「ヒカル、あの人ってさっきヒカルが話してた人だよね?」
「うん…そうだよ、てゆーか、凄いね一新入生代表に選ばれるなんて♪」
「あぁ、今年トップの合格者らしいからね…。」
「そうなんだ…凄い…。」
呟きながらステージにいる彼を、また見つめていた。