不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



一番手は部長、勢いよくカードを捲り叫びながら畳みに叩きつけた。


「くそぉ~ハズレか!!Aと3か…よし!片瀬いいぞッ」


「OK、じゃあこの辺から行きますか。」


ホスト男は、真ん中のカードを裏返すと、“A”だった。


「ラッキー♪俺様に相応しいカードだせっ」


もう一枚のAを取り右端の口角を上げオレを横目に怪しく笑った。


次のカードを捲りハズレたのが分かると舌打ちをした。


「チッ、水神いいぜ。」


「じゃあ。」


オレは手近にあるカードを二枚捲る。



適当に捲ったカードは、偶然にも当たった。




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