不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「いや、行こうか。」
オレは、美月の言葉を遮り即答した。
「えっ?」
(ヤベッ!オレ焦りすぎ?)
「だから、花火行こうぜ…」
「ホント?!嬉しい♪」
嬉しそうに微笑んだ美月の顔が、月明かりに照らされ綺麗だった。
あまりにも美月が綺麗でオレは、目が離せなくなった。
「龍二君?」
小首を傾げ不思議そうにオレの顔を覗き込む。
「いや、何でもねぇ///」
至近距離で覗き込む美月にオレの心臓は早鐘を打つ。