不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
(良かった♪断られたら、どうしようかと思ったよぉ~>_<;)
「じゃあ、指切り♪」
あたしが小指を出すと、龍二君は躊躇いながらも指を絡めてくれた。
優しく絡められた約束に自然と笑顔になり…
龍二君も、その笑顔に答えてくれたかのように、小さくだけど笑った。
その後も、あたしは“合宿所に戻るまで”と言い龍二君の手を握った。
(お願い、もう少しだけこのままでいさせて…)
幸せな時間を噛み締めながら、ゆっくりと合宿所へ戻った。