不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



(良かった♪断られたら、どうしようかと思ったよぉ~>_<;)



「じゃあ、指切り♪」



あたしが小指を出すと、龍二君は躊躇いながらも指を絡めてくれた。



優しく絡められた約束に自然と笑顔になり…


龍二君も、その笑顔に答えてくれたかのように、小さくだけど笑った。



その後も、あたしは“合宿所に戻るまで”と言い龍二君の手を握った。



(お願い、もう少しだけこのままでいさせて…)



幸せな時間を噛み締めながら、ゆっくりと合宿所へ戻った。





< 188 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop