不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!


「いいよ。」


部屋に入って来たのは、零だった。



「ヒカル、帰り遅かったね。」


「う、うん片付けとかあったからね。それより、何で柔道部に入ったの?」


「あぁ、柔道ってまだやった事なかったし、面白そうだなって思ってね…。」


フッと小さく笑う零の笑い方が、あたしはなんだか嫌な予感がした。



「そうなんだ…。そういえば、今日の組み手一本決めたでしょ?凄いじゃない(^^)」


「あぁ、アレね。ルールブック事前に読んでその通りにしただけだよ。」


「えっ!Σ(°°;)」


「さすがに柔道はしたことないから、一応ルールブックだけは読んだんだよ。」






< 234 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop