不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「え~(°д°;)?!」
確かに零は、あたしと違って抜群の運動神経で、今までも、いくつつもの部から勧誘されていた程だった。
本来なら、ありえない事を零はやってしまい、いつも驚かせられる。
「ヒカル、驚きすぎ。だいたい俺が柔道した事ないの知ってるだろ?」
「そういえばそうだったね…。」
「ったく…それより、柔道部の水神って人どんな奴なの?」
「コラ、奴なんて言ったらダメでしょ。龍二君はね、無口で不器用なんだけど優しくて、頼りになる人だよ(^^)」
あたしの言葉に、零は一瞬だけ不機嫌な顔を見せたけれど、すぐに笑顔にを見せた。