不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!



「ありがとう。」


「別に…」



(あ…いつもの台詞だ。)



あたしは、この龍二君の
言う『別に』が好き。


なんだろう?
いつも、この言葉を聞くと落ち着く。



「何か、二人で居るのって久しぶりだね♪」


「そ、そうだな。」


いつの間にか陽は傾き
夕日に照らされた
龍二君は、いつもより
格好良くて胸がキュンとなった。


今なら言える…




< 267 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop