不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「そういえば…何でだろう?龍二君に手を引かれて教室出た時も、なんか嫌じゃなかったし…。守ってくれるって言われた時も何でか嬉しいって思ったの…。」
甘菜に、言われて思い返した。
自分でも何故あんな行動に出たのか考えてもどうしてなのか分からなかった。
「ヒカル?」
考え事をして黙っていると、甘菜に呼ばれてハッとする。
「何?」
「もしか……うんんなんでもない……」
甘菜は、言いかけた言葉を飲み込むと、また話し出す。
「私ね……ちょっと安心した!!水神君ならヒカルを……任せられるよ。ちょっと無口で不器用そうだけど…いいヤツだしねっ!!」