不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
(はぁ一マジうざいしめんどくさい…だいたいコイツが弱すぎなんだよ!!)
「水神、悪いがもう一度いいか?」
(まぁ…しかたないか、めんどくせ一けど。)
「いいですよ。」
そして再度試合を開始した。
オレは開始の合図の後、若干の間をおいてさっきと同じように投げ飛ばした。
「一本、それまで!!!」
「「「わぁあああああ一一一一一!!!」」」
部長の言葉と同時に、周りで試合を見ていた部員達やホスト男のファンの女どもが一斉に声を上げた。
『スゲェ!!あの馨を瞬殺だなんて!!』
『ありえねぇ一一!!!噂は伊達じゃないって事か、スゲ一奴が来たなっ!』
「「いやぁぁああん!馨様が負けるなんて~!!」」
「「でもあの男の子格好良くない??」」
周りが好き勝手に騒いでる中、部長がダバダバと涙を流しながら突進してきた。