不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
(まっまさか、この200m走でも勝負とかいわねぇーよな!?)
「なら水神!この200m走で俺様と勝負だ!!」
予想通りホスト男は勝負を挑んできた。オレとの勝負で一度も勝てなくて意地になっているのだろう。
「…わかりました。」
「よし!丁度俺様は赤チーム、お前は青チームだから同じ列にしてもらおう。首を洗って待ってろよ!!」
そう言い残しホスト男はオレから離れて行く。
(勝負なんて面倒くせぇ…でも、断っても承諾するまでしつこく言われるだろうし…マジうぜぇ奴だ!!)
200m走の説明が終わりクラス席へ戻ると席には成と昌也と小西がいた。
「おぉ!お帰り龍二♪どないした?怖い顔してぇ~」
「別に…美月は?」