不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「まだだよ。柔道部の近藤先輩だっけ?同じ競技だからって部長さんと3人で一緒に行ったし心配ないって。」
成の言葉に安心すると背後から声を掛けられた。
「龍二君、ただいま♪」
オレはその声が誰なのか すぐに分かった。
オレの大好きな柔らかい声、聞くだけで胸が高鳴る声だ。
振り返ると美月がオレに向かって微笑みながら駆け寄ってきた。
「ヒカル~“ただいま”は水神君だけなの?私には?」
「あっごめん甘菜。ただいま(^^)♪」
美月の後ろから近藤先輩と部長の姿が見えオレは軽く会釈をした。
「ども…。」