不器用Boyが恋した相手は萌Girl?!
「何でお前が言うんだよ!」
邪魔された事に苛立ち昌也の頭を、また殴った。
バシッ!
「いたっ!ええやんかぁ~♪お前が喋るの待ってたら夜になりそうやったし一!!」
昌也は、子供みたいに口を尖らせながら拗た。
確かに昌也の言う通りだ。彼女を前にするとドキドキが邪魔して、自分で言うのも変だけど、いつもの冷静なオレじゃなくなる。
「ふふっ…お二人は仲がいいんですね。えっと…これからよろしくね…」
彼女はオレと昌也のやり取りを見て、ニコニコ笑いながら言った。
ニッコリ笑う彼女に『今なら話せる!』そう思って話し掛けた。