そばでいつも…
お母さんの作ったお弁当のハンバーグを1口つまんでから、あたしから話をきりだした。

「優衣。話したいことって何??」
優衣もごはんを1口食べ、こう言った。
「あのさ、乃愛のことなんだけど…。」

やっぱりだ。
さっき、自分が考えていたことが急に蘇ってきた。

「乃愛がどうしたのっ??」

「あのさ。あんた乃愛に影響されすぎだからね。
 自分の考え持ちなよ!」

「何のことっ??」

「は?ばれてないとでも思ってんの!?
 乃愛の相談聞き入れて、恋のキューピットなんかになっちゃって。
 あんたの気持がばれたら、乃愛どれだけ悲しむんだろおねぇ~?」

「何いってんの???
 大体あたしの気持ちって何?
 優衣は友達を大切にできないわけっ?」

「そういう事言ってるんじゃないって!!」

こうして気まずいランチタイムが終わった。
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