水男(ミズオ)
「二人とも感心だな。


本来の業務とは関係ない仕事は
嫌がる人が多いからなあ。


どんな事でもやるという
貪欲な姿勢だと


仕事を覚えるのも
速くなるぞ。


頑張れよ」


「はい!わかりました」


元気よく返事する亜美。


「はいはい……

マジメかよ」


そう小さくつぶやく高山。


3人で運んでいくと
重い荷物も


あっという間に
無くなっていく。



やがて重いコピー用紙を
すべて運び終えた三人。


「ありがとう。これはお礼だよ」


そう言って俊介は
2人にミネラルウォーターを


差し出した。


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