彼女なアタシ。


「ん・・・、あ、起きた?蓮。おはよう」



「秋ちゃん、制服じゃん・・・」




「俺は平気。」




秋ちゃんはまっすぐに私の目を見てくれていた。

それが何だかとても安心して。



「秋ちゃん・・・」




秋ちゃんが好き。




私は、言葉にできない文字を胸に押し付け
秋ちゃんに抱きついていた。



「れ、蓮・・・?」




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