彼女なアタシ。


☆☆☆




「ん、んん・・・」


重たい瞼を少しだけ開け、真っ白な天井が目に入る。

ここは、どこだ?


右の窓からは光が漏れ出しているため、今は昼間ということが分かる。


白いベッド
広い天井
腕に刺さった注射針と、それに繋がる機械類
ここは病室だ。



そうだ、俺電車に轢かれて・・・。


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